1.傷んだコンクリート擁壁をモルタル補修する場合の手順を見ていきます。
2.セットウハンマーで浮いたコンクリートを除去します。
3.取れにくいところは、タガネを使って斫ります。
4.浮いた鉄筋をグラインダーで切断します。
5.ワイヤーブラシで鉄筋の錆を除去します。
6.錆びた鉄筋はコンクリート爆裂(コンクリートが割れる)のもとになるので防錆塗料を施します。
7.防錆塗装終了。これで下地ができました。
8.ボンドセメントとハイフレックスを混ぜて、プライマー(モルタルが下地に接着しやすくする)を作ります。
9.セメント、水、砂をかくはん機で混ぜ合せモルタルを作ります。
10.8で作った接着剤を刷毛で塗ります。
11.続いて、モルタルをこて塗りします。
12.この、10と11の作業を繰り返します。
13.これで下塗り終了。厚みがあるので、養生しながら中塗り、上塗りと進めます。
14.櫛引。鏝で櫛目をつけて中塗りが密着できるようにします。
15.櫛引完了。しばらく養生。
16.中塗り中。
17.中塗り終了、これからまた養生します。
18.上塗り終了。これで工事完了です!
Comments